そんなわけでとりとめもなく成海璃子について考える。成海は見る者に「同世代の他の芸能人とはモノが違う」という印象を与えるが、それは「別格」という垂直方向の隔絶ではなく、「別物」という水平方向の隔絶ではないだろうか。例えば、仮に「弱竹のかぐや姫成海璃子」あるいは「静御前成海璃子」というキャスティングの舞台なり映画なりがあったとして、成海以上に説得力のあるキャストを想像できるか?といった意味においてだ。この文章はすでに論理的には崩壊しているに等しいが、私の直観は何かの真実にたどりつきそうだと告げているのでもう少し書く。新垣結衣問題についても、成海璃子の特殊性を考えれば解決に近づくのではないか?たぶんキーワードは「荻野暢也」「Qちゃん」「リリー・フランキー」「優香の『発見』」だ。今日はここまで。