グループイノウのサービスタイム

[6/8追記]
この日はgroup_inouツアーファイナルワンマンを聴きに渋谷O-nestに行く。いや楽しいの楽しくないのって。
まずはセットリスト。
1. QUEST
2. STATUS
3. PR
4. ?
5. COMING OUT
6. FALL
7. ?(速いやつ。と言っていた)
8. ?(唇はふたつでひとつ。とか、リップサービス。とか言っていた)
9. SHIP
10. NUDE
11. BPA
EC1. LISTEN
EC2. MAYBE

曲数はこれであってると思うけど順番はうろ覚え。


チケットがソールドアウトだというので、というか自分が買ったチケットの整理番号が200番とかそのへんだったので相当な混雑が予想された(あのライブハウス最大何人入るんだ?)が、だからといってとくべつ早乗りとかしない。書店で時間をつぶしててそろそろ会場に向かおうかというところでI田から電話が入る。O本と一緒にいるらしいのでとりあえず合流。O本の着ているジャケットに皮成分が含まれていたのでロックスターみてえだなと言ったら「俺はロックンローラーやから」という返しがきてたじろぐ。ハンズでOの文房具ショッピングをひやかしたりしてるうちに開演時間が近づいてきたので、O-Nestへ向かう。何度行っても道玄坂のどこで曲がったらいいのかちょっと悩む。6階ではまだ受付が済んでない人の列が結構長かったのでIと雑談しながら待つ。フリーメイソンのシンボルマークに関する知的痴的発見の話を興奮気味にするI田だが、聞く私ははやくライブはじまんねーかな、と気もそぞろであった。
受付をすませて5階へ降りていくと、そろそろはじまるからみんな中入れ、的なアナウンスが流れているところ。外は暑かったのでビールを飲む事にしてI田と乾杯したくらいのタイミングでgroup_inou登場。タワレコのインストアライブの時と同様、cpの「グループイノウのサービスタイム。サービスタイム…」的なつぶやきからスタート。1曲目QUESTの徐々にアガっていく感じはオープニングにふさわしい。その後「初のワンマンですよ。初めてはいいね。初めては1回しかないね」的愉快なMCをはさんでSTATUSだったはずだが、すでにここから曲順に関して自分の記憶を信頼できない。だが「暗がりあちこち飛び散る血」というフレーズをど忘れしたらしいcpがちゃんと思い出したことをアピールするかのように「飛び散る血、飛び散る血」と繰り返していてめっちゃ笑ったことを覚えている。アホっぽいがそれを凌駕するかっこよさ。いろいろあって(適当)超胸キュンチューンのCOMING OUTがはじまったあたりで前のほうの客は暴れ出した模様。私もこのへんではすでに汗だくだった。
で、たぶんこのあたりでimaiが「ワンマンということでライブであんまりやらない曲をやります。FALLという曲で、アルバムの中でもぼくら的にはわりと推し曲だったんですけど…」みたいな話をはじめた。これをきいた私は一瞬で興奮が沸点に達し、「最高だよう!」と叫んでしまった。なぜならアルバム「FAN」のなかで私が一番好きな曲なのだが(ちなみにI田が一番好きな曲はNUDEらしい。なるほどと思った。ライブで聴いて私もかなり好きになった)、季節はずれっちゃあ季節はずれなので今回は聴けないんじゃないかと思っていたからだ。そんな私の叫びをひろってimai氏がなにか話していたっぽいが、興奮しすぎて覚えていない。浮遊感というよりは酩酊感をおぼえるようなトラックも心臓直撃だが、この曲は詞がもっとヤバい。まだはじまってもいない夏の終わりを惜しむようなねじれた感覚(まあそれはこのタイミングで聴いてるからだけど)。「焦るなしかし/色褪せる前に行け」のあたりで泣きそうになる。ていうかちょっと泣いた。
そのあとやった新曲っぽい曲のうちリップサービスとか言ってたほうがすげーカッコよかったので早期音源化希望。アンコール含めても1時間ちょっとくらいのステージだったけど大満足だった。また見たい。


帰りにはI田と、かわいい女の子が多かったとか、たぶん一番気持ちいいのはステージ上で踊り狂ってるcpこと佐藤くんであろうから、おれたちもいつかグループイノウに入れてもらってあそこで踊ろうぜとかの無駄話をしながら帰る。28日にやるらしいZAZEN BOYSも出るというイベント、行ってみたい気もするが代官山という場所に対して多少腰が引けてるので未定。