メモ

マイ★ボス マイ★ヒーロー」の9話、最終話を見る。声を出してマジ泣きした(星野が「榊、お前は俺の舎弟だろうが!」と言うところに超ぐっときた)が、ラストがなあ…。

以下は断片。詳細は書けるようになったとき書く。
主人公・榊真喜男をヤクザの若頭なだけでなく27歳に設定したことでキャラクターの魅力を深めた一方、終わりかたを難しくしてしまったなあというのが率直な感想。
セクロボの三日坊主というキャラクターが提示する「忘れたからって全部なかったことになんかならないんだからね問題」と対になるような、「目の前にあるからって手に入るとは限らないんだからね問題」。「17歳の榊真喜男」に向けられる「若いってことはなんでもできるということ」みたいな言葉(対象が真空)。それを考える榊真喜男の表情の苦み。10年という時間の重みで榊真喜男を立体的に造形したのだから、「野ブタ。をプロデュース」の修二と同じ結論じゃ納得できないぜって話なんだな。