ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)

ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)

『聖家族』を読む前に読んでおくべきかと思ったので。古川作品はけっこう読んでるんだが、評価が高いっぽいこれを自分が読んでないという不思議。5日の夜、相対性理論のニューアルバム告知ビラに載っている古川日出男の文章を読み、I澤と「古川日出男の文章は実にライナーノーツ的」と結論したことを思い出す。過度にパフォーマティヴなそのプレゼンスに対し、私個人の中にも賛否両論ある作家だけど、読まなくなることはないと思う。
悪童日記 (ハヤカワepi文庫)

悪童日記 (ハヤカワepi文庫)

これを読んでない、といつまでも言い続けるのがめんどくさいため。もう読んじゃったほうがいい。たぶん。
ダカーポ特別編集 今年最高の本 2008 (マガジンハウスムック)

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全体をざっと見たけど、新刊読んでないなあ自分。世間とシンクロしてるのは『赤めだか』くらいか。わりとコンテンポラリーなものにもアンテナ張ってたつもりなんだが。関係ないけどp.109下段の書影が完全に古典新訳文庫じゃないのは光文社的にオッケーなのか。俺的にはNG。感覚的にNG。