2007-01-11から1日間の記事一覧

で、筒井康隆『虚航船団』を思い出す。今の部屋に引っ越してから、文庫本入りの段ボールを開封してないから参照できないけど。 私の人生の中で、読みはじめてから読了まで一番長い時間がかかった作品であることは間違いない。中学時代の(自分内)第一次筒井康…

「週刊新潮」1月18日号、大森望による桜庭一樹『赤朽葉家の伝説』のレビューを読む。それによると、筒井康隆『虚航船団』は大江健三郎『同時代ゲーム』とならんで、日本における『百年の孤独』トリビュート作品の代表例なのだそうだ。個人的に『虚航船団』…