王将戦第一局

昨日深夜に棋譜を並べた。戦型は佐藤康光のウソ矢倉(後手番飛車先不突矢倉。結局突くことになったが)模様。
カベ銀を繰り替えようとした佐藤康光の動きを見逃さず、57手目▲3九角からの活用で羽生は理想的な矢倉崩しの攻撃態勢を築こうとする。その理想型を阻止しようとした66手目▽6四角にかまわず▲3六銀と立ってからは、飛車を取らせて玉頭に食らいつく過激な攻撃で羽生が勝ちきった。最後は佐藤に中合いの歩なんかが出てかなり面白かった。

という感想だったのだが、今朝の毎日新聞の解説によれば、飛車を取らせたのが少しやり過ぎで、実際は逆転していた場面もあったらしい。専門誌の解説を待ちたいところ。