なんだかんだいって先週まで毎回見ていた「ギャルサー」を13日は見逃してしまった。昨日が土曜日であることを忘れて出勤してしまったせいだ。「あたしのせいだー!」

まあ、なぜ「ギャルサー」を見たいのかといえば、それは戸田恵梨香を見たいからに他ならず、そして「ギャルサー」は戸田の魅力を十全に引き出しているとは言えないので、見られないなら見られないで諦めがつく。

戸田の魅力は、ひとことで言うなら、「正しさ」の魅力である。学級委員ぽいと言ってもいい。「私のタレント活動にはまったく後ろ暗いところはありません。お父さんにもお母さんにも胸を張って『私がんばってるよ!』って言えます」と今にも言わんばかりの笑顔や、真正面を向いた顔にこそ、戸田の魅力の真骨頂があるといっていいだろう。2005年のビクター・甲子園ポスターの戸田など、その典型であるし、「野ブタ。をプロデュース」の上原まり子役も然りである。

そういった視点からすれば、今回のサキ役はハマリ役とはいえないような気がするし、『デスノート』映画化の弥海砂役なんかも方向性が微妙だと思う。事務所もっとがんばれよ!

そして「ギャルサー」といえば、(他との比較を媒介として)その細さが異常なまでのレベルであることがリアルに判明した鈴木えみや、いまだに「なぜかわいいのか」がまったくわからない――私の中の美少女の文法を逸脱しきっている――にもかかわらず相当かわいい新垣結衣など、考えるべきことはたくさんあるのだが、もう面倒くさくなったので次に気が向いたら書く。