5月初頭からちょっとずつ読んでいた

産霊山秘録 (集英社文庫)

産霊山秘録 (集英社文庫)

をようやく読了。

〈ヒ〉と呼ばれる特殊能力を持った一族の存在を仮定して、戦国時代からアポロの月面着陸までを読み直すという壮大なSF伝奇ロマン。

新選組による池田屋事件にも〈ヒ〉が関係していたことを描いた部分の、「沖田の吐血は念力放射の代償だった(p369)」という記述を読んだとき爆笑せざるを得なかった。