28日はA部氏の誘いを受け、「柴田元幸×古川日出男リーディング&トークショー」に行った。朗読というパフォーマンスの形式にはあまり馴染みがなかったが、今後も機会があれば行きたい。読んだことのある話を朗読者がどう解釈しているか探るのもおもしろいし、読んだことのない話を耳から受容するのも普通の読書とはまた違った味わいがあって、よい。なかでも、柴田氏が朗読した「冬のはじまる日」という短編は、聴いていて息苦しくなるくらい緊張感のある作品で、手に入り次第読みたい。いずれ「PAPER SKY」に載るのだろうけど。