総力特集「永久保存版ガイド ミステリー徹夜本をさがせ!」のなかの「日本のミステリー、100年のベスト100」を読む。リスト中自分が読んだことあるのは15冊(思ったより多かった)で、最上位は7位の星新一『ボッコちゃん』だった。紹介文の中で「生活維持省」に触れているが、たしかに名作。志村貴子によるコミック版も悶絶級。
あと、「美女が読むミステリー」というコーナーで緒川たまきがすげえいいこと言ってる。

・・・読書で私が徹夜するのは、次の日寝不足になるのがわかっていても「面白くてやめられない」というのとはちょっと違って、夜でないと味わえないと思う本を読むからなんです。(p.39)

こんな発言されたら惚れるな。まあ緒川たまきだから発言内容にかかわらず惚れるけど。藤崎奈々子の話と比べてみてもおもしろい。


特集とは関係ないが、「美女という生き方」なる連載ページがあってゲストが安めぐみであり、金子達仁がメロメロな様子だったのが個人的にタイムリーで爆笑した。そういう芸風の連載なのかもしれないけど。



なんとなく。


掌の小説 (新潮文庫)

掌の小説 (新潮文庫)

「いまさら、これなの?」みたいな本を一冊買おうと思って。