今週は買ってばかりでほとんど読んでないのだが、文芸誌を眺めて考えたことをメモ書き。
ここ2年ほど、「群像」「文學界」「新潮」は毎号買っている。まとめて買うことはほとんどなくて(物理的に重いから)、書店で表紙や目次を眺め、興味のあるもの、電車の中でさくっと読めそうな対談やコラムがあるものから優先的に買っている。
今月は圧倒的に「文學界」だった。表紙の「創作」のところに平山夢明の名前が出てた時点で決定。『独白するユニバーサル横メルカトル』読んだときすげえと思ったが、この展開は思いつかなかった。文學界編集部こそすげえ。しかしまだ読んでいない。「マンガをブンガクする」という特集では佐藤優伊藤潤二の組み合わせが面白い。これはちらっと読んだ。後半、「ホラーとプロレタリア文学」という流れで葉山嘉樹という作家の話をはじめてからはほとんど佐藤優がしゃべってるという感じなのだが、そこがよかった。それと、立ち読みしてて目に入った町田康インタビューで一人称と三人称の話をしてたのが興味深い。『宿屋めぐり』を読んでからちゃんと読みたい。いつ『宿屋めぐり』を読むんだと自分を小1時間問い詰めたい
「新潮」は第一特集の「新訳・超訳 源氏物語」のうち、町田康の末摘花が読めそうだから買った。しかしまだ読んでない。
「群像」は創作合評で鴻巣友季子がどんなふうに小説を読んでるかに興味があるのだが、結局まだ読んでない。

なにがしたいんだ。