ヤマザキのねじれ理論

高校のとき同じ学年にヤマザキというやつがいた。友達の友達くらいの距離感で、直接会話したことは一度もない。中学のときから付き合っているけっこうかわいい彼女がいる、バスケをやっていてけっこううまかったが、医大進学を目指すため高校では部活に入らず勉強に専念する予定。というのがヤマザキに関して私が知っていることのほぼ全てだった。その後、見事現役で志望の大学に合格したらしいと聞いた。


という、何それ?ちょっといい話的なこと?な話をしたいわけではない。ヤマザキは、やせ形・身長やや低め・筋肉質・小顔・セルフレーム眼鏡・頭頂部を逆立てるかんじの髪型…といった感じの見た目で、要はアンタッチャブルの柴田に似てるのである。ここで問題になってくるのが、アンタッチャブルどっちがどっちというのを意識しはじめるよりも以前に同級生ヤマザキの存在を知ったので、私は、「アンタッチャブルのうちヤマザキに似てるほうが柴田で、ヤマザキに似てないほうが山崎」という認識のしかたをしたということである。そのため、アンタッチャブルをみるたび「ああこいつはヤマザキに似てるから柴田だな」などと考えなければならなくなり、このうえなくしち面倒くさい。こういうことが他にもあったような気がするので、思いついたら記録していこうと思う。


PAMELAHFavorite Blueの区別がつかないね、という話をしたいのにどちらのユニット名も思い出せないときの感じもこれに近いといえるかも。…違うか。