2月28日土曜、外出中に昼メシを食う時間になったのだが、どっかの店に入って昼メシを食うとして、昼メシが出てくるまでの時間をつぶす材料がなかった。で、最寄りのヴィレッジヴァンガードに入り、無難な感じのものを買おうと思って買ったのが『うつうつひでお日記DX』。その後メシを食うためにパスタ屋に入って適当に注文し、『うつうつ〜』を読みながら料理が出てくるのを待っていたら、隣に小学校入学前くらいの子供を含む家族連れ(5人ほど、ていうか5人連れって書けばいいのか)が着席したので、美少女パンチラのカットとかがある本を開いているのは好ましくねーだろうと思い『うつうつ〜』を閉じた。読むものがなくなってしまったなあと思ったが、さきほど買物をしたときヴィレッジヴァンガードでもらった袋の中にフリーペーパーらしきものが入っていたことを思い出し、それを読めばいいやってんで取り出したら漫☆画太郎特集だったのでもう諦めて瞑想することにした。というようなことがあって読んでなかったフリーペーパー「ヴィレッジヴァンガードプレス」第37号を読んだ。突撃インタビューというページがいちばんの読みどころで、短い受け答えなんだけどキャラ設定が一貫しててすがすがしい感じ。36個ある質問が5つのブロックに分割されているのだが、特に「ヴィレッジヴァンガードについて」という最終ブロックの回答は秀逸。Q31とQ32はマジで笑った。画太郎先生は単語の選択にかなり気をつかっていると思う。『世にも奇妙な漫☆画太郎』の冒頭に収録されている「僕の彼女は肉便器」では、二人の高校生・ミチオとシゲルの間にある「マンガの絵に対するスタンスの違い」がひとつの単語の選択によって表現され、しかもそれが二人の(ゲンミツにいえばシゲルの)運命を暗示している。しかもいま書いてて気づいたけどミチオとシゲルって満賀と才野じゃねーか。なんかスゲー。と思いました。