そういえば数日前、実家にて『きょうの猫村さん』を読んだ。なんとなくサザエさん的な、4コマ漫画的なものを想像していたのだが、全く違う、ごく普通(と、言ってしまうことには抵抗があるが)のストーリー漫画であった。
ある猫が秘密の多い家庭に家政婦として派遣され、いろんなことに首を突っ込んで云々、という話で、当然のごとくその猫は人語を話すのだが、時折周りの人間から「あんた猫だしね」みたいなことを言われるシーンがあり、ああ一応みんなそれがおかしいってことはわかってたのね、的な気持になる、不思議な漫画だ。