何をかいわんや (角川文庫)

何をかいわんや (角川文庫)

別に今読んだわけじゃなくて、実家に帰る1週間くらい前に読んだ本。この本で最も印象に残ったのは「曙太郎の表現法」というタイトルの、2ページに満たない短文だ。

消しゴム版画家としての私の課題のひとつに、「黒人をどう彫るか」がある。

という、なんとも真面目な書き出しなのだが、私が今まで読んだナンシー関の文章の中で一番「手抜き感」が感じられる。これはなんでなのかな。眠くて考えられないから、とりあえず放置。