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香西秀信『論より詭弁』を読了。

論より詭弁 反論理的思考のすすめ (光文社新書)

「私が咥え煙草で道を歩いているとき、同じく咥え煙草で歩いてきた男が、私に対し、『咥え煙草で道を歩いてはいけません』と注意し」てきたとき、どうすればいいのか？というような事例について解説してある第四章「人と論とは別ではない」がおもしろかった。最終的な結論はごく当たり前なもののように感じるんだけど、そこに到達するまでに二回捻りくらいしてる。一般的に言って、論理について考えることは笑いについて考えることに似てる気がする。

関係があるようなないような話だが、現在発売中のTV Bros.には「『悩み相談』という名の罠（ドツボ）」なる特集があってかなり充実してる。それによると、「日本一まずいラーメン屋」こと彦龍の店主が悩み相談本を出したらしい。

彦龍のノリヒコさん

なんというタイトル

ブロスの特集にはちょっとした談話も載っていて、それによると初版部数は8000部らしい。リアルな数字だ。