サイゾー」10月号より「岡田斗司夫教授の夢の島メディア考現学」を読む。
今回は『いつデブ』がベストセラーになっていく経緯を、リアルな数字を交えて追いかけるという内容。数字に関してはここまで公開しちゃっていいのかというくらいのもの。新潮新書は新書の中でも結構強いレーベルだと思っていたが、この話題作にして初版は1万4000部らしい。しかも「最近の新書ではかなりいい数字」という担当者のコメントまでついている(p.94)。30万部とか100万部というのがいかにすごい数字か、というのをあらためて思い知らされる。続編を期待。