風呂に入ったら眠くなくなってしまったので日記を更新する。
読書の秋、という言葉はあながちでたらめでもないかもな、と思ったのは、今月仕事が忙しかった割にはコンスタントに本を読めた気がしたから。まあ、分量的にはもう1.5倍くらい読みたいところだけど。関係ないが、はじめ「読書の秋」をタイプミスしたまま変換して「毒手の秋」となったことを忘れないようにメモしておく。なんというバキ。
と、いうわけで、初の試み、今月の読了本超ショート感想特集。


道尾秀介『背の眼』
読み終わったあと思い出しビビりをしてしまうくらいにはこわい。ていうか文庫版のカバーがこわい。


前田司郎『愛でもない青春でもない旅立たない』
「うわーいろいろな気持ちがする。」このフレーズだけでも読む価値があったと思う。


川上未映子『わたくし率 イン 歯ー、または世界』
2度目に『雪国』が出てくるくだりで泣きそうになる。意外にも素直に感動する本。


渡辺明『頭脳勝負―将棋の世界』
サッカーを語るように将棋を語れる世界がくるかもしれない。みんながこの本を読めばね。


佐々木俊尚『ネット未来地図 ポスト・グーグル時代20の論点』
ニコニコ動画をポジティブにとらえすぎでないかと思った。ニコ厨の私が思うことではないが。


山村修『書評家<狐>の読書遺産』
いい本を読むことはいい本を書くことだ。と、恩田陸の小説に出てくる誰かが言っていた。


円城塔Self-Reference ENGINE
レーモン・クノー『文体練習』かかんべむさし『笑い宇宙の旅芸人』に似てる気がする。


道尾秀介『向日葵の咲かない夏』
救いってなんだ。




後半はもう感想とかじゃないな。眠くなってきた。6時起きの予定。