2006-11-03から1日間の記事一覧

もう少し少女漫画の話をしよう。 「ベタな」「少女漫画」を描く作家を考えて真っ先に思い付くのは早稲田ちえだ。なんというか、出てくるヒロインがみんな、「自分がもし女に生まれてたらこんなだったかも」と思わせるような薄っぺらい人間ばかりで、共感する…

その流れで、漫画喫茶から帰る途中、スーパーにて「ベツコミ」最新号(に載ってる「僕等がいた」)を立ち読みする。作家自身にとってはともかく、ヒロイン高橋にとって竹内は「元彼の親友」という記号以上の意味を持った存在になりうるか、というところがこの…

調べもののため近所の漫画喫茶に行ったところ、以前なかった『僕等がいた』5巻が補充されていたのでなんとなく読む。たしかに「ベタな」「少女漫画」なのだが、この漫画を読むことで自分がかつて読んだ「ベタな」「少女漫画」のどこに違和感を感じていたの…

「将棋世界」12月号を読む。新人王戦の観戦記と対振り飛車右玉戦法の講座を総合すると約30ページ分が糸谷哲郎の記事。これだけでも、最近の新四段の中ではダントツの高評価を与えられていることがわかる。 まじめそうな顔付きなのに物凄いふてぶてしさを感じ…