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鹿島田真希『ゼロの王国』(上)講談社文庫版を読む。吉田青年の造形、その寓話性について。詳細後日。

「キネマ旬報」7月上旬号。「この空の花−長岡花火物語」についての大林宣彦ロングインタビューを読む。

誉田哲也『武士道エイティーン』(文春文庫)を読了。よかったです。詳細後日。

小池昌代『自虐蒲団』より「醜い父の歌う子守唄」を読む。正確さとトリッキーな語りの融合。なぜか『ドグラ・マグラ』を再読したくなる。

『はいからさをが通る』を一気読み。恋愛結婚との距離の取り方や物語構造について『キャンディ・キャンディ』との比較をしたらおもしろそう。

A部の強烈プッシュもあり、雲田はるこ「昭和元禄落語心中」2巻まで買って読む。相当おもしろい。いいところはいっぱいあるけど、特に(広義の)「嫉妬」の感情をしっかり見せようとしてるところがすごくいいと思う。詳細いつか。

朔ユキ蔵『黒髪のヘルガ』を読了。詳細後日。

「文芸」(後で正字になおす)2009年春号から小池昌代「わたしたちはまだ、その場所を知らない」を読む。再読。発売時に読んですげーいいなと思ったので、後に単行本になったものを買ったが、雑誌掲載時とけっこう違うという話を聞いてなんとなく放置していた…

引き続き「ユリイカ」読み。斎藤環による小論は金八第2シリーズの加藤による「卒業式前の暴力」と、鈴木先生11巻の「卒業生の暴力」を対比して論じていて興味深い。この2作品の比較から見えてくるものは多いと予想されるので、金八第2シリーズもきっちり見直…

「ユリイカ」2012年1月号(特集 武富健治)を読む。ドラマ版「鈴木先生」についてきちんと振り返っておく必要を感じるなど。

「群像」1月号より町田康の新・連作小説「ホサナ」読み。初回のタイトル「一回目のバーベキュー」からすでにおもしろい。文芸誌の連載を読むのに挑戦してみるか。

木村俊介『物語論』(講談社現代新書)を読む。作家(を含むさまざまなジャンルの表現者)への著者によるインタビュー集。「週刊文春」誌上で読んだことのあるものもあったけど、まとめて読んではじめて浮かび上がることもあり、このパッケージで持っておくのも…

加納朋子『ななつのこ』(創元推理文庫)をなぜいまさらの読了。連作短編中、ベストは「一枚の写真」。作中作『空の青』も私の好きな「子どもたちの夏休み」系だし、前半を貫く「(蜂蜜の中に閉じ込められた)あぶく」のイメージも美しい。私のなかの乙女が萌え…

関ジャニなのはわかるとしてなぜ大倉なのかってことだよな>anan 関係あるようなないような話をすると、中学生くらいのときに読んだエロ本の記事で「女子はSMAPでいうと誰をオカズにオナニーしているの?」みたいなアンケートがあって、「なんと1位はキムタ…

さわりだけ読んだジャネット・ウィンターソン『灯台守の話』が大好物の予感。ゆっくり読みたい。あと「PLANETS」の特別増刊(という認識でよいのかは知らない)から小林よしのり×中森明夫×宇野常寛のAKBに関する鼎談を読む。小林よしのりがスマイレージについ…

同期にもらった「乙嫁語り」??を読む。いい漫画。

2日ほど前にいくえみ綾『潔く柔く』を読了して以来、その余韻を噛み締めている。名作。

デストロイアンドレボリューション 1 (ヤングジャンプコミックス)作者: 森恒二出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/04/28メディア: コミック購入: 1人 クリック: 28回この商品を含むブログ (13件) を見るこれをBLの文脈で読解した人の感想が聞きたい。

東野圭吾『秘密』(文春文庫版)を読了。ラストは平介視点からみたひとつの解釈だな、という気がする。映画版・テレビドラマ版のラストはその解釈の範囲を逸脱するのかどうか。詳細は後日。

「週刊文春」「TV Bros.」を買う。

津村記久子『ワーカーズ・ダイジェスト』を読了。相変わらずうまいな、と思う気持ちともっと行けるだろ、という気持ち。

デイヴィッド・ゴードン『二流小説家』を読了。

デイヴィッド・ゴードン『二流小説家』を183ページまで。相当おもしろい。この設定でマーチダ先生に翻案してほしい。

旅好きで奇想好き(というか自身の存在が奇想っぽい)同居人Iにカルヴィーノ『見えない都市』を薦めたら期待以上にハマってくれたらしく、午前2時頃帰宅して「町田康以来の衝撃」と語っていた。詳細きっと後日。

『脳のなかの幽霊』を読もうとして、ふと「意識と物語」についてのエッセイをいつか読んだことを思い出し、出典を探したら、水戸芸術館ACM劇場発行「WALK」第57号掲載の伊藤計画「人という物語」だった。これ、今読むと実に感慨無量。

「Tokyo graffiti」#079「206人のマイ生涯BEST本!映画!音楽!」を買って読む。特集の内容はちょっと予想と違ったけど、篠原ともえがチボマットのビバラウーマンについて「私に音楽を作るきっかけをくれた音楽!!」と書いてるコメントを読めたので満足。たぶ…

「僕等がいた」を14巻まで読む。11巻の最終話を別コミ本誌で立ち読みして以来だが、矢野が完全にメンヘル野郎になっているし、相変わらず竹内がかわいそうすぎるし、このあとどう収束するつもりなのか作者を小1時間問い詰めたい。

「FLASH」の金八OBOG特集がアツい。7ページという分量だが1時間くらいずっと見てる。第7シリーズのワコウがいわゆるメガネ男子的写真うつりになっててすげーとか思うが、第4・第5あたりの女子の変身ぶりもかなりのもの。あと2時間くらいはこの特集で楽しめ…

「サイゾー」4月号を読む。漫画『ワンピース』論の不在もしくは不足について。自分は初期(10巻前後)しか読んでないし言えることはほとんどないが、周囲の漫画読みの話からすると伏線回収がすげーしっかりしてる漫画だということなので完結してから論じればい…

DBCピエール『ヴァーノン・ゴッド・リトル』を読んでる。お笑い小説という触れ込みだけど、130ページくらいまで読んで、まだかなりシリアスというか味方のいない重苦しい感じメイン。笑える展開になるのかこれ?