18日夜はルミナスオレンジのライブを聴きに行った。K部氏が参戦できなくなるという残念はあったが、ライブ自体はめちゃ楽しかった。詳細後日。

[5/20追記]とりあえずは公式HPよりセットリストをコピペ。

SET LIST
May 18 /2007 下北沢 Basement Bar
with/ dry as dust, シェリーズ

1.Silver Clothes
2.Icicles
3.What You've Done
4.Every Single Child
5.Flowline
6.Half a Boy
7.Utatane no Hibi
8.Mithrandir in the Lilac Sky
9.4月の夜
10.Ken-Ban
11.Walkblind
12.Honey Eyes
13.Cottontails
14.Turbo R

support musicians : 舘山裕之(Dr),藤井真生(G),nijiiro flower(cho),フジイジュンイチ(bass)


[5/22追記]
会場入りしたのは18:40くらい。まずは物販コーナーへ行き、新作sakura swirlの先行発売盤を入手。開演を待ちながら周囲の様子をうかがう。私と同様、会社帰りとおぼしきスーツ姿の客もちらほら。いかにもキッズな感じの客もいないことはないが、他のライブと比べるとメガネ率が高いような気がした。一番驚いたのは女子高生コンビがいたことだ。私が高校生の頃は、ルミナスを聴きたくても地元のCDショップには売っていなかったというのに。と、軽く嫉妬する。思えば、ルミナスの音源を初めて買ったのは、最初の大学受験の帰りだった。たいした手応えもなかったため、無駄足だと思わないようにCDでも買って帰ろう、と思って寄った池袋のタワーレコードルミナスオレンジのコーナーを発見して、ああこれ欲しかったんだ、とSugarcoatedを購入。帰って聴いたらめちゃくちゃよかったので、後期試験を受験するときにお金を多めに準備して、luminousorangesuperplasticまでの(一般流通してる)CDを全て購入したのだった。ちなみにこんなことに情熱を傾けていたため、ではないが受験は後期もすべり、私は他人より少々長いモラトリアムを過ごすことになる。そんなわけで(?)私にとってLuminous Orangeは東京という都市の象徴ともいえる存在なのだ。


などということをつらつら思い浮かべているうちに、ステージへの機材の搬入がはじまった。対バンのシェリーズが女子3人のバンドだという知識はあったため、楽器を配置してる気のいいお兄さん然とした人たちはスタッフなのだとばかり思っていた。ら、いきなり「函館から来ましたdry as dustです。本日はオープニングアクトをつとめさせていただきます」的な挨拶で演奏がはじまった。びびった。2曲目にやった、くるりの「東京」に似た感じのイントロを有する曲がよかった。くるりより頭の悪そうな感じ(いい意味で)。ドラマーの、「普段はすげえ温厚な人なんだけどライブになると豹変する」的な(完全に私の妄想だが)キレたパフォーマンスが印象に残った。


続いてシェリーズ。かわいい。途中、「みなさんルミナスオレンジが大好きで今日来てるんですよね。私もルミナス大好きで、学生のときコピーバンドしましたよ。♪テュールルッテュテュッテュテュー、ってわかんないか、Sugarcoatedですけどね。今日いるんですよ?めっちゃテンションあがりますよ。めっちゃテンションあがりますよ。」みたいなトークを聴いて多少萌えた。ていうか、去年の2月、nijiiro flowerの発言にも萌えていたことから考えると、私はルミナスオレンジ好きの女子に萌えやすいようだ(何アピール)。その後の、「今日は嬉しい日なのでここ(ステージ上)で乾杯しようと思ったんですが、スタッフに止められました」発言に対し客席から「あとで乾杯しよー!」というレスポンスがあり、「ああ今めっちゃテンション上がったわ〜」と返したのもよかった。ライブ自体も轟音&わけわかんない感じでよかった。私の貧弱な音楽語彙ではなんと説明してよいかわからないが。



さて真打ち登場のルミナスオレンジ。ここまでもそれなりに人が多かったが、さらに人が増え、ルミナスの出番にあわせて前列に向かわんとする流れも相俟ってほとんど満員の感じに。演奏がはじまって思ったのは、やはりおとなしいオーディエンスが多いなということ。私自身、そこまでいろんなライブに行ってるわけでもないし、ましてやそんなに大暴れするような客でもないわけだが、ルミナスの客はけっこう特殊だと思う。特に前列に、竹内嬢の手元を凝視しながら聴いてるような人が多い気がする。運指(ギターでも運指というのかな?)をみてるんだろう。なんでもかんでも暴れられりゃあいいや、と思ってる連中よりはずっと好感が持てる。
2曲やって、ちょっとしたMCをはさんだ後のWhat You've Done〜Every Single Child〜Flowlineという流れが前半のハイライト。個人的には全体のハイライトでもあった。特にFlowline"we fly up with the flowline of melody"というフレーズにおける「♪メロッディー」のコーラスは超秀逸で昇天しかける。それまで直立不動だったタイプの客もこの3曲には抵抗できず体を揺らしはじめていた。
そのあとも小癪なクールダウンなどなしにアンコールまで駆け抜け(個人的にはWalkblindのイントロで沸騰)、オーディエンスの再アンコール要求にギター藤井氏が「もう曲がないっす」と言って引っ込んでからも興奮は冷めない感じであった。ライブ音源が出ないかな、出てほしいな、と思いつつ、勢いでdry as dustシェリーズのCDを物販で買って帰る。

夕暮れサイケビート

夕暮れサイケビート


sakura swirlの曲は、ライブで聴くのとはかなり印象が違う。ライブのアレンジのほうがとっつきやすい。しかし、3回くらい聴いたあたりから、やはり名曲揃いだと気づかされる。