モンキー ビジネス2008 Spring vol.1 野球号

モンキー ビジネス2008 Spring vol.1 野球号

yom yom」の成功以降、こんなスタンスの文芸誌がいくつか出てるような気がするけど、柴田元幸バートルビーが読めるというだけでもこれは買い。個人的にはMonkey Classicsというコーナーが興味深い(今号だとOverseasがバートルビーの新訳、Japanが尾崎翠第七官界彷徨(抄)」で、その後に川上未映子が「第七官界彷徨」に寄せる文章を書いている)。
自社広告部分にフリオ・リャマサーレス『黄色い雨』が載ってたのであれっと思い、手元にある『黄色い雨』を見たらやっぱりソニーマガジンズの発行になってた。検索してみると、このヴィレッジブックスという会社が発行発売出版社になったのはごく最近らしい。翻訳ものの新たなレーベルができるかという点でも注目。
あと、表2広告を見て知ったんだけど、ミルハウザーの「幻影師、アイゼンハイム」って映画になっていたのね。日本では5月下旬公開ということで、行くべきか行かざるべきか迷うところ。